近江長浜2009/03/02 10:07

こんな景色もあります。

 3月1日から青春18切符解禁。さっそく新快速に乗って長浜へ行ってきました。
 長浜は古い建物を中心に町興しをして成功した例の元祖で筆頭に数えられるところです。それ故にいかにもな観光地化した風情には一抹の抵抗も感じるのですが、そうではない純粋に古びた街並みもちゃんと残っていて、そこそこどちらも楽しめる、結果的に結構居心地の良い手頃な街になっており、ついつい気楽に足を運んでしまいます。

 盆梅展(どうしても盆梅会→ボンバイエと言ってしまう)も行って梅の香りを楽しんできましたし、無論潰瘍道ミュージアムへも行ってきてBOMEのフィギュア欲しいなぁとか思ってきましたよ。

 今回気付いたことは、街を縦横に流れる水路にも改修の手が付けられていることでした。これについては、なかなか悪くないなぁと思います。整備直後はいまひとつ馴染めないでしょうが、そのうちに適度に古びれば良くなってくるかも知れないなと思います。何が美しく何が美しくないかということをしっかり判断して進める事が肝要で、このあたりに素晴らしいプロデュサーでも居れば良いんでしょうけれどね。

 長浜の街は京阪神からも名古屋からもちょうど適当な日帰りの観光地となっているのか、午後5時頃には大方の店も閉り、それを知っているかのように観光客も消えていなくなります。街全体が営業を終了するかのような感があり、これは非常にいただけません。昼の街と夜の街とが交代するというような感じでもなく、午後5時を過ぎるととにかく街の営業が終了という感じ。寂しいです。

 まぁしかしそれでも行って楽しい街だと思います。ここからリンクしている古い友人「草薙の剣」さんもこちらにいらっしゃるので、今回は団体でぞろぞろと行ったのでお会いするわけにはいきませんでしたが、今度一人で行ったときには訪ねて行きたいと思っています。

 写真ですか?今回はあんまり撮りませんでした…っていうか、今年はなんだか全然ダメ。GF670のドーピングに期待するしかありませんね。

お水取り2009/03/08 21:06


 今年に入ってフィルム現像をしていないのですが、これにはそれなりの理由があります。

 関西の写真家はお水取りを撮影する事も多いのですが、このお水取り…東大寺二月堂修二会を撮影した経験のある者は、新年を迎えてからはお水取りが終わるまでの二ヶ月半の間、フィルム現像をしてはいけない…いけないって事もないのですが、フィルム現像をすると、好ましからざる事が起こるという言い伝えがあるのです。

 言うまでもなく、フィルムの自家現像やプリント作業には大量の水を使います。決して無駄づかいしている訳ではないのですが、お水取りは水に関る行事、水を大切にしなくてはいけないという戒めからいつしか「お水取りが終わるまでは現像をしてはならない」という言い伝えが出来たそうです。無論、写真現像の事ですから、明治以降の話なのですが。

 だからそれに従って私もこの時期までフィルム現像は厳に戒めているのです。

 と言うのは今作った真っ赤なウソです。

 寒いですからね、冬場には現像する気が全く起こりません。で、啓蟄の頃にちょっと「現像しようかな?」という気を起こさせ、お水取りが終わっていよいよ暖かくなったら本格的に現像をしようという魂胆です。早い話「怠慢」ですな。だって冷たいの嫌じゃないですか?好きでやってる道楽に嫌な作業をするなど、本末転倒です。

 「阿呆かお前は」という罵声が飛んできそうですね。はい、でももうすぐその日が来るし、それからフィルム現像を始めたいと思っています。それまではもう、撮影だけ。もっともその撮影さえデジタルカメラばかりになってきていますが。

GF670Professional発売日延期2009/03/17 11:46

フジのウェブサイトより

中判フィルムカメラ 「GF670 Professional」発売日延期のお知らせ
http://fujifilm.jp/information/articlead_0008.html

 ああ、残念なことに発売延期です。春の青春18切符に間に合うと喜んでいたのですが、GWに間に合うようにと云うことになってしまいました。連休はどこかへ出かけなければなりませんな。まぁ、木曽の山小屋にでも行って撮影しましょう。
 あわよくば6月の写真月間の作品はこれで行こうかと思っていたのですが、ちょっと無理っぽいですね。

 発売が遅れると、こちらも考えているDP-2と時期が接近して困りそうです。今年はなんだか道楽に物入りな感じがします。一抹の後ろめたさもありますが、まぁいいか…毎日真面目に、仕事も家事も老犬介護も人よりずっとしっかりやっているという自覚もあるし。

 18切符の日帰り旅はGA645で行くことに決定。さてどこに行こうかしらね、アーバンネットワークは広大だわ。

大阪写真月間2009オリンパス・ギャラリー2009/03/19 16:47

こっちで勝手に合成しました
 大阪写真月間2009の抽選会が昨日行われました。私は仕事が忙しい事もあって参加できず、事務局一任の止む無きに至りました。

 さて、驚くべき情報がありました。

 会場の一つとなっているオリンパス・ギャラリーが、会期中の土日および祝日は休廊であると言うことです。当該ギャラリの開廊時間は10:00~18:00です。立地は阿波座ですから、周辺のオフィスで仕事をしている人が昼休みに、もしくは仕事がはねたら速攻でかけつけてやっと見られるという敷居の高さです。
 加えて、写真展によっては土曜日も開廊するというダブル・スタンダードぶりで、これが事実ならあまりにもホスピタリティに欠けた姿勢と言わざるを得ません。

http://olympus-imaging.jp/event_campaign/olympusplaza/rental/

 ダブル・スタンダードには腹が立つにしろ、オリンパスギャラリはそういうスタンスでやっている訳で、ここでオリンパスを非難するのは向こうにとってはお門違いと言うものかも知れません、ですからこんなギャラリを使うというのは事務局が少々不見識ではないかと言う事になります。
 各ギャラリによって開廊日や時間の条件が異なり、どのギャラリに当たるかで(敢えて言いますが)「格差」が生じると言うことになるのですが、同じ額の参加費を徴収しているのに、これ程の差が生じて良いものでしょうか?

 日曜日休廊のキヤノンも大概だと思って憤慨していたのですが、今回はそれを上回るホスピタリティの無さ、オリンパスギャラリーに当たった人は泣くに泣けないでしょう。
 私ももしかしたらオリンパスに当たっているかも知れません。その時には抗議の参加辞退も視野に入れて腹をくくる事をせねばならないかもしれません。

 今回のような事があると、参加者はますます減少するのではないかと心配になります。確かに平日が公休日という人もいらっしゃいますが、標準的には土日休日が公休日です、学校もね。ご家族やお友達に自作を見てもうらおうにも出来無いという事がこの写真月間に出来したのです。私はとても由々しきことだと憂います。

 写真はオリンパス・ギャラリのウェブサイトのキャプチャ画面です。確かに土日祝日休みと書かれ、また写真展の案内では土曜も開廊しているようです。

 こんなギャラリ、運営する意味があるのでしょうかね。私にはわかりませんわ。オリンパスにはがっかりです。

【3月20日07:00追記】
 コメントでpbさんより指摘があり、土曜日の取り扱いに関しては、貸し出し事業は4月開始と言う事で、規定に関しても4月以降に施行されるので、今年度来年度に関しては違いが生じているとのことです。
 このため、私の「ダブル・スタンダードではないのか?」という疑問に関してはあてはまらないと言う事になります。不明な事で申し訳ありませんでした。

大阪写真月間20092009/03/24 23:23

ピルゼンギャラリーウェブサイトより拝借

 順番が後先になってしまいましたが、大阪写真月間2009、写真家100人の一坪展の、私の展示のご案内です。
 私は昨年と同じピルゼンギャラリーで今度は3Fになりました。会期等は次の通りです。

会期 2009年5月28日(木)~6月2日(火)
    11:00~19:00(最終日は11:00~17:00)


大きな地図で見る

 まだ、何らの構想も決まっていない状態です。さて、どうしようかなぁという段階。
 いろいろ考えてはいるのですが…。

そろそろ…2009/03/31 16:23


天の声


 明日から四月。そろそろ制作にかからないといけませんが、なかなかやる気は出ませんね。
 この三月が今までにないほど忙しかったものだから、余計に奮起できないのだと思いますが、それでも週末は撮影にでも出ないと、街中のキリスト看板が、こんな風に見えてしまったりして…

 しかしこのキリスト看板ジェネレータ面白いな。

RCは使うな


とか

そんなことないけどね


とか

あっというまだよ


いやぁこりゃ面白い。部屋に貼っておかなくちゃね。