サンダースがイーセルマスクの製造を終了。ＬＰＬもラインナップを大幅に縮小。相変わらず銀塩写真については悪い話しが続きます。今年も銀塩写真はサンドバッグ状態。予想はしていましたがここまでヒドイとは思いませんでした。アメリカは案外粘ってくれるかと思っていましたが、そうでもありませんでした。それでも日本よりはマシかもと思います。
　あるうちにと思い、ＬＰＬの全紙イーゼルを買いました。今まで四隅を鉛のウエイトで抑えたり金属の物差しで押さえたりしていましたが、失敗を繰り返すうちにこんなアホな事は止めようと思って、このさい買っちゃいました。
　サンダースの方は流通在庫でも出たのか、カルメットに一つだけ残っていたようで、オーダー直後にウェブから消えました。

　少し余計な話しですが、我が国でもどこの国でも構いません。銀塩写真関連の機材を細々と継承して作り続けてくれる人や工場は無いのでしょうか？年金暮らしに入った職人が儲けを度外視して作り続けてくれないでしょうか？企業は自分たちが投げ出したのだから、無償で技術や機材を譲る。国は補助なんか出さないでしょうけれどせめてそんな工場や職人には税金をかけないでいて欲しい。その製品を求める側もうるさいことは言わない・・・。そんな風にならないですかねぇ。
　老人が年金だけで悠々自適できる国だったら、そんなことはいともたやすいと思うのですがね。