君の名は?2007/12/27 21:42

富士のサイトから拝借

 ここのところ使っている印画紙は「アグフア・マルチコントラスト・クラシック・ファイバーベース」つまり、「アグフア製多階調伝統的バライタ紙」とまぁその製品が何かと言うことがすぐにわかるような名前になっています。イルフォードとて同じ。フジは「レンブラント」なんていい名前が付いているけど、もはや印画紙の名前は絶滅状態です。かろうじて「利根」が残っているのかな?それとオリエンタルの「イーグル」「シーガル」くらいでしょうか?

 これが少し前だとイルフォードには「ギャラリー」とかアグフアなら「インシグニア」「ブロビラ」「ポートリガ」なんで名前がありました。三菱には「月光」そしてもっと古くには小西六だったかな?「吉野」、富士の「白銀」「銀嶺」なんてのがありました。「那智」「ベロナ」なんてのもあったようです。「那智」があるから「吉野」も富士かな?

 「印画紙は美しくありたい。だから美しい商品名を。」という志の高さがなんとも言えず好ましく思えます。今の商売人は志が低いというか、無いですね。
 けったいなネーミングがまだ氾濫していますjが、これだけはもういちど昔にもどって、きれいな商品名を考えて貰いたいと思います。