村田兼一・PRINSESS OF DESIRE ― 2007/09/29 23:59
大江ビルヂングにある乙画廊で開催されている村田兼一さんの出版記念写真展を拝見しました。
ずっとブレのない彼の世界だが非常に控え目に新たな試みも加えられていました。しかしやはりその世界に変わりはありません。
今回出版された写真集も拝見した。彼の所思とは少し異なった解釈と内容であると彼自身のブログに書かれていた通り、いくつかの作品にその答えを見たように思いました。
印象的であったのは、写真集のプロフィールにKen-ichi Murata and his muse Yumiko Yamasaki"とテキストが添えられ、作者と作品の彩色などを受け持っている山崎さんが一緒に写っている写真が使われていた事です。
"his muse"
まさにその通り。芸術家は美神に祝福されていなければならないのです。美神に棄てられる事は感性の枯渇を意味し、破滅です。表現の原動力は闇の底からわき起こるリビドーではあるでしょう、しかしそれを芸術に昇華させるのは美神の業であるはずです。
素晴らしい。
写真展は10月6日まで、西天満(米国領事館東)の大江ビルヂング1階、乙画廊にて。
ずっとブレのない彼の世界だが非常に控え目に新たな試みも加えられていました。しかしやはりその世界に変わりはありません。
今回出版された写真集も拝見した。彼の所思とは少し異なった解釈と内容であると彼自身のブログに書かれていた通り、いくつかの作品にその答えを見たように思いました。
印象的であったのは、写真集のプロフィールにKen-ichi Murata and his muse Yumiko Yamasaki"とテキストが添えられ、作者と作品の彩色などを受け持っている山崎さんが一緒に写っている写真が使われていた事です。
"his muse"
まさにその通り。芸術家は美神に祝福されていなければならないのです。美神に棄てられる事は感性の枯渇を意味し、破滅です。表現の原動力は闇の底からわき起こるリビドーではあるでしょう、しかしそれを芸術に昇華させるのは美神の業であるはずです。
素晴らしい。
写真展は10月6日まで、西天満(米国領事館東)の大江ビルヂング1階、乙画廊にて。
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