来年はモノクロ・デジタルも2008/12/05 10:16

 ニコンのフルサイズが出たら、デジタル写真もするぜ…なんてホザいていましたが、D3が出ておよそ一年、まったく動いていません。ホラ吹きになってしまいました。

 それでも少しずつは歩みを進めておりました。この春には待望のDP-1を手に入れたし、RAW現像のことや、カラー映像からモノクロ化するためのTipsなんかを情報収集したりしています。まだまだ学ぶべき事がいっぱいなんですが、ある程度機材も揃えなくちゃいけないし、そうそう簡単には行きそうにありませんね。

 でもまぁ時代からあんまり大きく取り残されないようにやって行くつもりです。来年はプリンタとDP-2ですかねぇ。

 デジカメを使い出したのは早かったんですが、すっかり時代遅れになってしまいました。当時のフジDS-7で撮影してはパソコンで触って「ああ、俺って最先端…」なんて悦に入ってたものです。
 そんな経験があるせいか、デジタルと銀塩は頭の中で別物ときっちりと分かれてしまい、銀塩ネガをスキャナで読ませてデジタルプリントするって事に抵抗が生じてしまい、どうしてもこれが出来ません。スキャナで読むのはあくまでも銀塩プリントをアシストするためだと言う固定観念が出来上ってしまっています。

 デジタルプリントするなら一切銀塩を介しないでやりたい。どうしても拘泥してしまいます。柔軟な思考の向こうには幸福が待っていると言うことは判っているのですが、でもだめなのですね。それは柔軟ではなくて妥協の産物だと「私のゴーストがささやく」のです。

 でも、デジタルと銀塩と、私はきっちりとわけながらも、そのどちらにも偏ることなく自由に行き来して行こうと考えています。新しいものも古いものも大好きだからです。
 DP-2資金も、予想価格の半分まで貯めました。あとはシグマが予定通り出してくれることを祈るばかりです。