謹賀新年2009/01/01 21:44

これはデジカメで撮影

 あけましておめでとうございます。

 今年も元旦に生駒の聖天さん生駒山宝山寺へ行ってきました。ここすうねん、ご利益があるもので、味をしめてまた昔のように初詣でをするようになりました。

 修理の出来上ったローライフレックスの初仕事ということで、あいにくの氷雨でしたが、しょって出かけました。宝山寺へ到着した頃には氷雨は雪に変わっていました。
 現世利益の神、ヒンドゥ教のガネーシャを祭ってあるこのお寺は、欲望うず巻く庶民の神さん(お寺ですが)なので、将来に不安のある今年は例年よりも参拝者が多いように思えました。

 今年は気楽に写真を撮ろうと考えていますので、あくまでアバウトにその場の空気の流れで撮影をしました。僅かに三本だけ撮影して、本日の撮影はおしまい。それでいいかと思っています。

 今年はどんな写真生活になるのか想像も付きませんが、場の流れでいいかげんに、きわめてご都合主義でやってゆきたいと思っています。

 暗雲立ちこめる世相ではありますが、そんなもの気持ちの持ちようです。現実ばかりを見ず、ファンタジーに生きて行きましょう。

今年はこれかな2009/01/05 22:07

レミオロメン 透明



 去年の末から聴きまくっています。いいなぁ、この歌詞。今の若い人ってほんと良い歌詞を書くよねぇ。年取ってくるとどうしても昔の歌ばかり聴いてしまいがちなんだけれど、今の歌にも素晴らしいものがいっぱい。

 当分、この歌を頭に流しながら撮影するんでしょうね、今年は。

兒嶌秀憲写真展「やわらかな時間の流れVol.3」2009/01/06 09:34



 今週末に開廊のギャラリ&暗室(+明室)"LIMELIGHT"のこけら落とし写真展が始まります。オーナーの写真家、兒嶌さん自身の写真展です。
 写真展であると同時に、ギャラリと暗室のお披露目+展示見本市になるかと思いますので、写真展だけではなくギャラリの使用や暗室の利用を考えておられる方はぜひともお運びいただき、この新しい写真の城を吟味して下さい。

兒嶌秀憲写真展「やわらかな時間の流れVol.3」
2009年1月9日(金)~17日(土)
558-0053 大阪市住吉区帝塚山中4-1-4
TEL/FAX 06-6625-9162
Open12:00~19:00
水曜日休廊

ライムライトへの地図はこちらです。

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DP-1にワイコン2009/01/08 13:16

お見苦しいモザイクご容赦
 DP-1はとても苦手な28mmという画角なので、どうしても持てあましてしまいますが「今年はデジタルもちゃんとやる」と云うようなことを言っていたので、そのステップとしてワイコンを取り付けて、28mmから逃げることにしました。

 ワイコンはリコーのGX-100用のDW-6。これを純正のフードアダプタ+マルミステップダウンリング46mm-43mmを介して取り付けます。ルックスもそう悪くはありません。

 さて、その結果は写真のとおりです。住居表示板や表札にモザイクかけてあるのは失礼、無視してください。四隅は流れるものの十分に使えます。これは面白くなりそう。写真はX3F EXTRACTORでRAW画像から抜き出したものです。

 次の課題は、美しいモノクロへの変換ですなぁ。

「やわらかな時間の流れVol.3」ライムライト2009/01/13 09:29

1Fギャラリとteam94の皆さん
 新しくオープンしたギャラリ&暗室の帝塚山ライムライトで開催中の兒嶌秀憲写真展「やわらかな時間の流れVol.3」へ行ってきました。
 改装前とオープン前に何度かお邪魔しましたが、きっちりオープンしたらやはり表情は変わります。写真がかけられ人が入って「稼働している」ってのは良いものです。空間が生きているっていうか、まさにLIVEな感じ。

 写真は一連の流れを組むものです。昨今の状況から印画紙が安定して供給されず、兒嶌さんのシリーズものも印画紙の変更をやむなくされている状態ですが、それでも写真の基本的印象が従来から変わらず貫かれているのは立派なものだと思います。彼については自縄自縛の恐れもないでしょう。思う道を進んでいって欲しいものです。

 今回はサイズも複数用意されていて、個展と同時にギャラリの見本市って云うんでしょうか?こんな風に出来ますよと云う宣伝も兼ねています。

 ライムライトは「使える」ギャラリです。
 展示スペースはもちろん、機材の充実した広い暗室が用意されています。これだけでも十分に他とは違うユニークさですがもうひとつ「宿泊できる」と云うことです。
 遠くから来て写真展を開く際には、本当にありがたいスペースとなることでしょう、遠隔地の方も写真展の開催や企画展への参加をぜひご検討下さい。
 これだけの施設が整っている場所は他に類を見ないでしょう、この強みを生かして大いに発展して欲しいものです。「写真の根城」となって大阪に君臨して欲しいものです。

 個人的にはふと気付くと路面電車の音がきこえてくる事がとても嬉しいです。ライムライトの名前が決まる前は、自分なら"Le Tram"(ル・トラム)にするなぁと思っていたくらいですからね。"Le Tram"はまた何かの時に使おうと思います。

ウルトロン35mmF1.72009/01/15 22:03

買ってしまいました。
 先日、ライムライトで耳さんと遠藤さんに「ライカSマウントで決定的な35mmレンズって無いですかね?」とお尋ねしたら異口同音に「ウルトロン35mmF1.7でしょう」というお答え。そうだったのかぁ。出た時はまるで意識していなかったレンズでした。

 ちょうどその頃は「ズミクロンがやはり最高かな?」なんて思っていましたから。でも、使ううちにその時の虎の子ズミクロン35mmF2ASPHスクリューマウントにもなんとなく不満が出てきて、だんだん使わなくなっていました。

 お二人には「でもカメラよりフィルム。レンズより印画紙ですよ」と言われていたのですが、なんと因業な事でしょう、中古を探して買ってしまいました。欲望には逆らえません。都合よくお勧めに従う事にしました。

 一昨日、昨日とフィルム三本撮影してみました。まだ現像はしていないのですが、さて、首尾はいかがなものでしょう?楽しみです。
 やはり新しい機材は良い刺激になります。余勢を駆って今日は使いこなせなくて悔しいM3+8eleを仕事に持ち出して、道中の駅や車窓で撮影していました。さて、明日と週末はIIIgにウルトロンをつけて出かけましょうかねぇ。

"Slowly" team94写真展2009/01/20 10:59

案内葉書ありがとうございました。

 女性の写真家集団"team94"の写真展です。"Slowly"なんて美しいタイトルが冠せられていて、楽しみです。なんだかいいですよねぇ、女性の共同展ってぇのは。

 この案内葉書もまるでアパレルのDMみたいにきれいで、そのままショップのカードに使えそう。写真展が楽しみになるデザインですね。

 ここに写っている人影…Yの人が足りませんか?

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team94 Photo Exhibition 「 Slowly 」
2009/02/08(日)-02/14(土)
[12:00-20:00 土日・13:00-19:00 最終日・17:00まで]
場所:フォトピアギャラリー(大阪・西天満)

とうとう開催です!ワタクシ達「チーム牛歩」の写真展です♪
 初日の 8(日)15時頃から 「Slowlyなお茶会」 をします。
 お茶やお菓子、アルコールなどもご用意いたしますので是非ご来場ください♪

(team94ブログより転載)
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GA645i2009/01/25 09:41

冬の光はドラマティックですなぁ。

 少し前から算段していたセミ判カメラですが、結局実用を最優先してGA645iにしました。
 自転車トレーニングコースからほんの少し外れたところに"カメラのキタムラ"があるので、一通り走り終わってからネットで中古予約してあったキタムラへ向かいました。

 GA645は以前に嫌いな人が使っていたので興味が全くなくて、触るのは初めてです。スーパーセミイコンタみたいに小型軽量ではありませんが、それでもそこそこ軽く、プラスティックの外装は当たりも柔らかくて結構なものです。ショット数は500ショット台で余り使われていません。各所に異常もありませんしきれいなものでしたので、買うことにしました。

 非常に小さい自転車用のパックにもすんなり入りました。こりゃええわいと、また走り出して、途中でぱちぱち撮って帰りました。

 家に帰ってから軽装備の時のバッグ…パタゴニアの"Atom"ですが…にもなんとか入り、軽々と動けますから、撮影が主体でない自転車遊びやちょっとしたおでかけにぴったりです。

 さて、写り具合ですが、現代のカメラでレンズですから、悪かろうはずもなく、ご覧の通り普通によく写ります。
 縦位置デフォルトというのもまた良くて、今までとは少し違った写真が撮れたらなぁと、ちょっと期待しています。

ズミクロン35/2ASPH(S)2009/01/28 08:54


 ズミクロンに不満が出てきてウルトロンを買ったなどとほざいていますが、そういうときに限って割合に好みの写真が撮れたりするものです。もうはっきりと自覚しなければなりません「どうこう言えるほど使ってないんじゃないのか?」と。

 こう云うことを言っては身も蓋もありませんが、レンズなんてどれでもよく写ります。要はしっかり使い込むか否かです…と言うのも良く言われることです。

 実際のところどうなんでしょうか?

 ありきたりの答えですが、どのレンズも安心して使える。けれどやはり微妙な違いはあるだろう。しかしそれは二枚の写真を比べてこうと明確に指摘できる程のものではない。多くの写真を制作し長く使っている内に解ってくるものである…ってところかな?と思っています。
 モノクロ写真を自家処理している人には割合明確に解るのではないかと思います。特に中判に関しては。

 そして重要なことはどんなレンズであれ、それを使って作品は作れるって事です。

 自戒ばかりのエントリになってしまいましたが、住めば都、惚れてしまえばあばたもえくぼ、贔屓の引き倒し、どんなレンズでもそれなりにって事を再認識したわけです。
 売ろうかと思っていたズミクロンですが、もうしばらく使いましょうかねぇ。

ズミクロン35/2ASPH(S)その22009/01/29 14:12


 写真を追加しましょう。電停の次は車内です。結構明るいですね。