スーパーフジカ6のフード2006/11/02 21:39

スーパーフジカ6のフード。オリジナル。
 もうほんとうにすみません、またフードです。
 某クラカメ店でぼったくられましたがオリジナルには替えられません。やはりうまく付きますし効果的に遮光出来そうです。
 手元のスーパーフジカ6はレンズの傷が思いの外悪影響を与える事が判ったので修理に出しましたが、やはり対応出来ないという事で、山崎光学レンズ研究所でお願いしようと思っています。その次は蛇腹かな?もう毒を食らわば皿まで、血塗られた道です。徹底的にレストアするしかありません。

キヤノンVT2006/11/03 21:50

 少し前に見つけて密かに狙っていた安いキヤノンVTを買ってしまいました。見かけは悪かったけれど動作は大変スムースで、ちょっと得した気分です。
 キヤノンのレンジファインダー機は以前にPを持っていたのですが売ってしまいました。非常にシンプルなPも魅力的なのですが、自分はギミックの詰った装飾過剰なカメラが好きなので、こちらの方がより魅力的です。それにこのカメラのシャッタは布幕で、ほんの少し抑制されたシャッタ音が良いです。また金属幕みたいにべこべこになってしまったりしません。
 飽きたらすぐに売ってしまおうと思っていましたが、なんだか結構長く使う事になりそうです。
 特徴的なトリガーワインダーですが、驚いた事にフィルムを入れてさえ軽く動きます。間違いなくベッサTやローライ35RFのトリガーワインダーよりもスムースです。ワインディングの感触は官能的ですらあります。

第11回How are you,PHOTOGRAPHY?展2006/11/10 10:56

 第11回How are you,PHOTOGRAPHY?展まで残り日数一ヶ月を切っています。今年はおたおたしないように、適正な残り時間で始めようと考えていましたので、ついつい惰眠を貪る自分に発破をかけて動き出しました。  構想は第3候補まで出来ました。でも本命は一つ。ただどうしてもこうしなければ仕方がないという感じで、当初の構想と少し外れてしまいましたが。ギャラリのスペースが心配なのですが、なんとかするつもりです。  パイロットプリントは数枚出来ているので、出来た分から本番に入るつもりです。今日はこれからマットとフレームの手配です。それにしても役所時間でしか開いていないマット取扱店はなんとかならんかなぁ。  何もしないで居ると不安の冷たい汗が流れます。mONOCHROMeさんはまだ手を付けていないとの事、のんびりしてる人が居ると、ああ、自分もまだ大丈夫だとちょっと安心できるのですが・・・。ほんとは既に出来てるなんてことになると奈落の底です。よくあるじゃないですか、試験の時に「ぜんぜんあかん」などと言いながら実は裏でちゃんとやってたっての。あれを思い出して疑心暗鬼になります。うわははははは。  動き始めていると出来ている気になるというのが危ないです。ちゃんと完成するまでは気を抜いてはなりませんね。

アポ・ロダゴンってどうなんでしょう?2006/11/10 17:21

 暗室機材が次々と廃盤になって行く今、新たに高価な暗室機材を購入しようとするのはどうなんだろうと思ってしまいますが、だからこそぱぁっと買って轟沈するのも潔いかもなんて思ってしまいます。
 気になる高価な機材の一つに引伸レンズがありまして、このローデンストック・アポ・ロダゴン105mmF4も大変気になる機材の一つです。
 以前読んだ外国のウェブサイトでは、アポと通常のレンズとの差異はごくわずかだと記述されていたと頭の隅にあります。しかしわずかな差異でもやはり差はあるのかと思ってしまいますし、通常のロダゴンよりも一絞り明るいというのもなかなか魅力的です。
 80mmの引伸レンズで同じネガから四つのレンズ・・・アポ・ロダゴン80mmF4・エル・ニッコール80mmF5.6・フジノンEX75mmF4.5・エンラージング・エクター75mmF4.5・・・を使い11×11インチに引き延ばしたプリントを写真の技術的経験のない数人の人に見せてみたところ、全員がアポ・ロダゴンを選んだという経験(むしろトラウマか?)があって、こりゃーいけるんじゃないかという確信を得た事があるのです。なんかこう「艶」が違う感じがします。無論、自分がそのテストを受けてちゃんとロダンを選び出せるかと言えば、それはどうだか分かりませんけどね。
 今回、80mmを持っているのに何で105mmなんだと言いますと、半切以上に伸ばす場合は80mmで行けるのですが、自分の標準サイズである10×10インチに伸ばす場合、フルフレームだとうちの引伸機では蛇腹をいっぱいに縮めてぎりぎり行けるという状態で、ワーキングディスタンスも余り余裕が無くて使いにくいのです。それで今はコンポノンの105mmを使っているのですが、よりいっそうグレイドアップを狙ってアポ・ロダゴンに手を出そうかと企んでいるのです。
 でもまぁとても高価なのでどうなるか分かりませんけど。今、円も安くて輸入するメリットもあんまり無いし。

スーパーフジカシックス純正フードの効果2006/11/14 09:45

比較映像
 スーパーフジカシックスのフードを手に入れたので、ちょっとクリーニングマークの入ったレンズでどれだけの効果があるのか試してみました。
 古いレンズにフードは有効と言いますが、その通りの結果になりました。極端な逆光ですが、左からフード無し・純正フード・ハレ切りと効果が高まって行くのが一目瞭然です。やはりハレ切りの効果が一番大きいですね、当たり前ですけれど。純正フードの方は植毛紙でも貼ればもう少しマシになるかも知れません。とはいえ、無いと有るでは大違い。フード病患者としては大いに満足のゆく結果となりました。
 あまり逆光での不満は無いけれど、他のカメラ・・・ヴィテッサなんかのフードも求めようと思います。イコンタにもちゃんとフードを付けて撮ろうと思います。

インダスター23・110mmF4.52006/11/14 23:50

長堀通りにて
 インダスター23・110mmF4.5で撮影したネガをプリントしてみましたが、その実力には驚かされました。「ソビエトカメラ党宣言」でも評価が高かったですが、その通りだと思いました。
 トーンの出方がなかなか自分好みでした。開放では中心部以外は崩れ気味ですがそれが嫌な感じではなく、自然にぼやけて行く感じです。
 フードが付いて逆光にも少し強くなりましたので、ますます使う機会は増えそうです。

トラックバック停止2006/11/15 09:16

 トラックバック・スパムがものすごいので当面トラックバックを停止します。と云っても今までトラックバックなんて一件しかなかったんですけどね。
 人の所にはいくつかトラバ飛ばしているのに、自分の所の受付を停止するなんてのはとても残念なんですが、このアサブロのシステムがイマイチなもんで仕方がありません。
 それにしてもこのアサブロ、もうちょっとなんとかならんもんか?と思います。

マミヤ6オートマット2006/11/16 14:53

マミヤ6オートマット
 先日、即買いしてしまったマミヤ6オートマットです。
 マミヤ6は酷く痛んでいるのしか見た事がありませんでしたので「きれいなマミヤ6ってのはこんな感じかぁ」と思いました。
 細かいところはまだ感想がありませんが、最初の印象は「セルフコッキングって使いやすい」というものでした。私の使っている古い中判スプリングカメラでは唯一セルフコッキングの機能が搭載されています。
 ズイコーの写りも悪くなく、思わぬ掘り出し物となってしまいました。殊の外使えるカメラかも知れません。

How are you,PHOTOGRAPHY?展プリント終了2006/11/21 17:52

乾燥中の名作たち。
 昨夜は珍しく気合いを入れてプリントしました。精進潔斎し瀧に打たれて身を清めなどという親爺ギャグはやめて、まぁフツーに気合いを入れました。乾燥中のプリントに入っている気合いが見えるでしょうか?というのも親爺臭いですね。
 全紙にワイパーをかける程のアクリル板もないので、そこそこAgガードを切ったらそのまま「せいろうI型」に寝かせて乾燥なんですが、一晩明けても半分以上が生乾きです。
 さて、生乾きのプリントを見つめていると「げっ、これってピント外してるっちゅーか、手ぶれしてる方のコマでわ??」。間違ったコマをプリントしてしまったようです。一枚だけ再プリント?そのためにまた都合25Lの処理液作るのか?さて、えらいことになってきてしまいました。続きはまた明後日に。今日はもうふて寝します。

あまねくひかりで2006/11/25 00:23

あまねくひかりで
 23日に展示プランを提出しました。
 出展する作品はウェブサイトにも掲示してある「陽光燦々」から三点と「日盛りの小旅行」から一点の計四点です。
 題名は「あまねくひかりで」としました。陽光燦々IIみたいなのでも良かったのですが、燦々って地をソラで書けないのと、なんだか硬いような感じがするのと、もう少し抽象的な題名の方がいいかなぁと思ってこれにしました。22日の夜にうとうとしている時にふと思いついたものです。なんだかちょっと聖書の引用みたいに思えない事も無いですが、まぁクリスマスも近い事だしええでしょう。
 あとの作業は再プリントを一枚、それからブックマットにマウントしてできあがり、あともう少しです。