やっと表紙入れ替え。2010/03/11 16:57


 長らくそのままだった表紙の写真を入れ替えました。
 今回もGA645i。フォーマットはセミ判縦位置(セミ判は縦位置がデフォルトだと思うのでただ「セミ判」と書けば良いのかも知れませんが)です。やはり縦位置の方がしっくりと来ますね。セミ判と6×7は。

 この写真を撮ったのは去年、2009年8月15日です。このときに買った醤油と金山寺味噌が殊の外美味しかった。今、18切符のシーズンなので、それを買出しに行くためだけにまた御坊を訪れても良いかなぁと思っています。

 私は比較的ヒステリー性格で春になると妙に胸騒ぎがします。多くの撮影イメージを想起するのも、比較的春から夏にかけてが多いように自分で感じます。
 今、頭の中にあるのは「境界」。特に二つの世界の交わる場所やひとつの世界から別の世界へ移行するその境界がとっても気になります。
 たとえばそれは、路面電車の併用軌道と専用軌道の境界であり、踏切であり、川の源流なども私は境界と感じます。辻もそうだし橋もそう、そんな境界を少し意識して撮影してみたい。そう思いますね。

コメント

_ *floyd ― 2010/03/11 22:58

 「境界」ですか?、確かにお話を聞きますとなんとなく意味が解るような気がします。撮影テーマが沸いてくると言うことは、羨ましいですね。と言うか、沸かないということは意欲の低下かも知れません。
 なんかデジタルとフィルムの境界を行ったり来たりしていると、どうも方向性を失っているというのが私の現象です。やっぱりフィルムに未練があるというのは、そっちのほうが奥深いためかも知れませんので・・・そのあたりを大切にして、私もこの春には一つのテーマを持ってみたいです。

_ 琥珀亭 ― 2010/03/12 21:11

うろぼろす堂さん真面目に考え過ぎるんじゃないですか?
私みたいにレンズ遊びしてるだけのほうが気楽ですよ。
肩の力を抜いて。

_ うろぼろす堂亭主 ― 2010/03/15 16:35

>*floyd さん

 陰陽師の時代には橋だの道路の辻だのは特別な領域であったと言うのはなかなかうなづける感覚だなぁと思います。あんまりいうとデンパがかったと言われてしまいますが、何かそんな風に思うのですよね。
 テーマとまで行かなくても、なにかしら気持ちのそこに置いておくと、ずいぶん撮影対象がクリアになり、楽に撮影出来すね。

_ うろぼろす堂亭主 ― 2010/03/15 16:53

>琥珀亭さん

 いやいや、琥珀亭さんくらいの茶人になれればいいんですが、僕なんぞはまだまだ生臭いところが残っていていけませんわ。
 LやMマウントのレンズ、結構あるんですよね、なにかこれらをうまく使える決定的なプラットフォームでもあればいいんですが…

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