光のものさし2010/03/05 15:57


 長らく放置状態ですみません。やっとこさすこしばかり写真をし始めました。春ですねぇ、やはり啓蟄の頃になると蠢き始めると言う虫みたいな人間です。

 さて、今年の暗室整備の一環として、すでに大サイズ印画紙のカッターは調達したのですが、その同時期に注文していた、照明がやっとこさデリバリーされました。

 スタンドはありきたりなZライトで、そこに東芝の20W色評価用の蛍光管を入れました。これでまぁとりあえず、銀塩にしろプリンタにしろ作品の色味のひとつの基準ができたかと思います。
 無論、厳密なものでもありませんし、実際には高演色性の蛍光管で十分だと思うのですが、まぁ気は心です。とりあえず「色評価用」とか書いてあれば、ひとつのものさしになりますからね。

 前に使っていた無印良品のスタンドがぎらぎらして目が疲れていたのですが、こっちのZライトの方はずいぶんと目が楽です。かなり高くついたと言う印象がありますが、まぁこれで良かったかなと思います。

 思うのですが、若い頃と言うか、子供の頃から同じ趣味をずっと続けていますと、肉体や脳や精神の老化と言うのものをひしひしと実感します。こんな照明ひとつとってみてもそうです。

 昔、AFのSLRが出た頃、高齢の写真愛好家がわっと飛びつきました。そのことを若かった私などはせせら嗤っていましたが、今、その理由がよくわかりました。

やっと表紙入れ替え。2010/03/11 16:57


 長らくそのままだった表紙の写真を入れ替えました。
 今回もGA645i。フォーマットはセミ判縦位置(セミ判は縦位置がデフォルトだと思うのでただ「セミ判」と書けば良いのかも知れませんが)です。やはり縦位置の方がしっくりと来ますね。セミ判と6×7は。

 この写真を撮ったのは去年、2009年8月15日です。このときに買った醤油と金山寺味噌が殊の外美味しかった。今、18切符のシーズンなので、それを買出しに行くためだけにまた御坊を訪れても良いかなぁと思っています。

 私は比較的ヒステリー性格で春になると妙に胸騒ぎがします。多くの撮影イメージを想起するのも、比較的春から夏にかけてが多いように自分で感じます。
 今、頭の中にあるのは「境界」。特に二つの世界の交わる場所やひとつの世界から別の世界へ移行するその境界がとっても気になります。
 たとえばそれは、路面電車の併用軌道と専用軌道の境界であり、踏切であり、川の源流なども私は境界と感じます。辻もそうだし橋もそう、そんな境界を少し意識して撮影してみたい。そう思いますね。

これは便利2010/03/15 16:24


Manfrotto カメラスタビライザー 797 Modopocket

 前から気になっていたのですが、デジカメ用に買ってしまいました。大して期待もしていませんでしたが、ところがどっこい、なかなか便利なものでした。カメラの上下角しか調整出来ませんが、逆にそれが調整できるだけでずいぶんと便利に感じるものです。

 ミニ三脚やらなんだかんだとありますが、そこまで必用も無い事が多いし、パタンとたためば薄くなりますので、重量は増しますが常時装着して携帯しておけます。それまではこういう用途にはミノックス三脚(のコピー商品)を使っていましたが、交代してもいいだろうなぁと思います。

To be or Not to be2010/03/16 17:15


 先日、昨日のエントリで書いたマンフロットのスタビライザをつけて、薄暗いバーで撮影していたんですが、とにかく手持ちのP5100はピントが来なくて往生しました。
 それが切っ掛けとなって、だんだん操作や機能に不満が出てきた訳です。

 買い換えるとすれば後継のP6000でしょう、しかしこのカメラもすでにモデルチェンジしていてもとっくにいい時期を過ぎて、なおも販売され続けています。
 世評も定着し、まぁそれほど優秀でもないカメラとして評判は固定しつつあるようです。
 このP6000の後継機が出るのか出ないのか?どちらにせよ、今、買い換えるべきか否か、迷いまくっています。なんせこのカメラ、MFが装備されていますしね。

 性能の芳しくないGPSも装備されていて、これもあればまぁ便利です。それからLAN接続も出きます。これはどっちでもいいか…。

 実際のところ、買ってしまいたい方に傾いているのですが、なにせ手元が不如意なもので。それに、でかい素子の乗った後継機が現れたら、これまた欲しくなるしなぁ…

水準器交換2010/03/23 13:31


 一作日、実に久しぶりに梅田のヨドバシへ行ってゆっくりとモノを見てきました。水準器のコーナーには様々なものがあって、あれだこれだと吟味していましたが、結局こんなのを買い求めました。
 今までの水準器は上から見るタイプのもので、液晶モニタを見てフレーミングするデジカメだと一体何をやっているのだ?言うようなことをしていましたが、今回めでたくそれが解消されました。
 水準器は、特にパノラマ撮影をするときには必需品で、これでパノラマ写真もちょっとはできの良いものになるでしょう。
 UNからは左右だけではなく前後の傾きもプリズムを通してモニタと同じに水平方向から見られるようになったものもあります。そちらも便利そうだったんですが、ちょっと出っ張りが大きいのと、前後の傾きには殆ど使いませんので、小型軽量なこちらにしたと言うわけです。

大阪写真月間2010会場決定2010/03/29 11:16

 先週金曜日に写真月間のギャラリ割り当ての抽選会があって、私はオリンパスギャラリー大阪に決まりました。人を呪わば穴二つ、去年、少々厳しい口調で批判したギャラリに当たったのですが、今年は土曜日も開廊していただける事になり、キヤノンギャラリー梅田と同じ条件になりました。

 開廊時間は10:00~18:00ですので、ご覧いただけるのは事実上5月29日土曜日のみになるかと思います。どうぞお運び下さい。

 壁面は幸いなと言うかその反対というか、会場入口正面の広い壁面になりました。プレッシャがかかりますね。困った…。

 今回は企業ギャラリばかりになりました。また会場から会場へは比較的周遊しやすいかと思います。キタからこられる方はビジュアル→キヤノン→ニコン→地下鉄西梅田駅(四つ橋線)地下鉄本町駅→オリンパス→富士というルートが便利です。ミナミからは丁度反対のルートが良いかと思います。

 皆様のお越しをお待ちしております。


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