同窓会のためにちょうど30年前のネガを引っ張り出してきてプリントしてみました。いやはや高校生の自分にしてやられました。コントラストの傾向がさっぱりつかめません。
　当時フィルムはネオパンSSSもしくはイルフォードHP4またはトライXという処でしたが、もっとも多用していたのはネオパンSSSでした。
　その頃の流行に合わせて当時の感度表記ASA400で露光しミクロファイン1:1で現像というものでした。修学旅行に限って言えば、レンズは殆どがニッコールオートH35/2で他には135/3.5・20/4というところです。プリントの際は集散光式ライトソースでELニッコール50/4を使いフジブロAM3に焼き付けていました。今回ライトソースは散光式だしレンズはロダゴン50/2.8でイルフォードMGにプリントという酷く条件の違うもので、コントラストの差は1グレード以上あるかも知れません。それにトーンの差もあるだろうし、同じように考えてはいけないのですが、それにしても振り回された感があります。階段下暗室に鎮座しているS690とELニッコール50/4でもう一度プリントし直してみようと思います。なんか高校生の自分にしてやられるのはもの凄く悔しいので。
　同窓生の皆さんには、まともなプリントが出来たらもう一度お渡ししたいと思っています。