スーパーシックスのフィルタ2006/07/02 22:22

ジャンク箱から拾ったフィルタ500円なり。
 天気予報は雨だったので、撮影は諦めて梅田へジャンクを漁りに行ってきました。お目当てはスプリングカメラのフィルターだったのですが、一枚だけ見つけました。
 ケンコー製のカブセ式37mm径のY2フィルタです。ちょっと汚かったのですが、台所用の汚れ落としスポンジでこするときれいになりました。
 昔のフィルタのせいか薄くできていて、装着したまま折りたたむことができます。フィルタは軽いので被せる部分が浅いものの割合しっかりとつきます。フィルタは比較的生ものと言いますが、あまり気にしないのならジャンクの箱から昔のフィルタを探すことも良いかも知れません。もっとも、作り続けてもらうためにも新しいのを買うのもまた良いかも知れないし。ただし現行の特注フィルタは装着したまま折りたたむことは出来ないそうです。
 とりあえずノン・コーティングのテッサーが付いている532/16の方に付けてあります。梅雨の晴れ間にでも撮影に行きたいものです。

レチナIIICのフード2006/07/03 13:03

レチナのフード
 フード病の症状が著明です。
 スプリングカメラにフードなんてナンセンスだとは思うのですが、使うか使わないかわからないにしろ、手元にないとどうしても落ち着かないものです。
 レチナのこのフード、大方5000円もしましたが、手っ取り早く買ってしまいました。ヤワなぺにゃぺにゃですが、それでも気持ちが落ち着きます。
 IIICのクセノンはコーティングもしっかりされているし、どうしてもフードが必要という訳ではないのですが・・・。
 装着は専用のバヨネットでフィルターとは関係なく装着できます。あまり格好良くはありませんし効果の程もわかりませんが、気は心と言うことで。

コンテッサのフィルタ2006/07/04 23:05

コンテッサのフィルタ
 ツアイスイコン・コンテッサ35のO56フィルタです。アタッチメントサイズについては結構情報が少なくて正確な情報になかなかたどり着けませんでした。
 詳しいまとめはフードなんかを買ってからにします。とりあえず今回買ったのは27mmカブセ式のフィルタです。これは内側の鏡胴に取り付けられます。内側鏡胴にはねじが切ってあるのですが、ここに雌ねじの27mmフィルタが取り付けられるのかどうかわかりません。ツアイスの純正フィルタを一度見てみたいものです。またフードに関してはツアイスイコン製の1110A28.5が使えるとの記述がありますが、おそらくこれは27mmフィルタをつけたその外側につけるものだと思われます。と言うのは、今回27mmフィルタの外側に28.5mmのフィルタをかぶせてみたらぴったりだったからです。これもいずれフードを手に入れて試してみたいと思います。
 それにしても、ウェブには多くのクラシックカメラに関する記述がありますが、アタッチメントサイズ・や方式について詳述されているものはあまりありません。関心が低いのでしょうか?
 外側の鏡胴、距離リングにもアタッチメントは取り付けられます。こちらはカブセ式の32mmのみです。ペルケオIIなどと同じです。

テナックスII・ゾナー40mmF2のフィルタ2006/07/05 08:43

テナックスIIのフィルタ
 またまたフィルタの話ですが、今度のはテナックスII・ゾナー40mmF2用のフィルタです。これもジャンクの箱から探し出してきました。このレンズのフィルタ径はネジコミの35.5mmです。現行品はマルミやケンコーにあります。
 今回買ったのはY2フィルタで枠がシルバー。枠が鏡胴と全くと云って良いほど仕上げが同じで非常に良くマッチします。あとはこれにツアイス製のフードでも付ければ、なかなかの雰囲気になるかもしれません。揃ってる方が嬉しいヒノマル全体主義者としてはちょっと嬉しいです。

こころざしおとろへし日は2006/07/06 13:47

夏越しの大祓の日、はなくじら。
 今年はさっぱり写真を撮っていません。由々しきことだとは思うのですが、原因を自己分析したところでなかなか是正できるものでも無し、そこまでして撮る必要も感じられないし、ここはこのままなるがままにしておこうと考えています。それに、補償作用と言うことなのかも知れませんが、機材に興味は出てくるわネガの整理を始めるわと、別のことにエネルギーを振り向けている訳ですし。
 なんというか、「衝動」ですね、撮りたいという衝動が起こらないです。漠然と、そこを写しに行きたいなぁという気はあるんですが、腰を上げて歩き出すまでに至らないです。

こころざしおとろへし日は
いかにせましな
手にふるき筆をとりもち
あたらしき紙をくりのべ
とほき日のうたのひとふし
情感のうせしなきがら
したためつかつは誦しつ
かかる日の日のくるるまで。

 三好達治の詩ですが、まぁこんなものでしょう、あかんときは。
 こういう気分ならこういう気分の写真を撮ればそれもまたありじゃないかと思います。手にふるきライカをとりもち新しきフィルムを詰め、好きな路地を歩くのが一番かも知れません。

テナックスII・ゾナー40mmF2のフード2006/07/07 16:03

ちょっと大きいテナックスのフード
 テナックスIIのフードがやってきました。今まではUN製のラバーフードを使っていましたが、見てくれの良い金属フードも欲しいなぁと思っていました。
 ツアイス製のフードですがテナックス用ではなく、おそらくイコフレックスなどに使うもののようで、ちょっと大きいです。そのために距離計の二重像がちょっとけられます。
 でもまぁフード病の自分としては結構嬉しいです。これでシルバーのフードだったら言うことはないのですが。
 テナックスのゾナー40/2には、35.5mmのスクリューと、37mmのカブセ式フィルタやフードが使えます。

コンテッサ35のフード2006/07/09 07:20

コンテッサのフード
 コンテッサにぴったりの可愛らしいフードです。
 口径は28.8mmのかぶせ式で、フード単体ではコンテッサに装着することは出来ません。27mmかぶせ式のフィルタを装着したその外側にかぶせて使うことになります。フィルタ抜きで使えるフードがあるのかどうかわかりません。
 装着はごらんのようになります。なかなか悪くないです。しかしフォールディングカメラにフードを付けるというのは、なにかこうちょっと変な感じがします。

スーパーフジカシックスのフード2006/07/10 13:35

スーパーフジカシックスのフード。これはエルマー用。
 またもやフード関係ですがこれで一旦終わりです。
 今度はスーパーフジカシックスのフード。これはかぶせ36mmでこの口径はライツのエルマー50mm・35mmや沈胴Lマウントの昔のヘキサー50mmなんかでポピュラーな口径です。
 写真のものはハンザから現行で発売されているエルマー用のフードですが、なかなか似合います。けられないかと心配しましたが、アパーチャにフォーカシングスクリーンをあてて確かめた限りでは問題ないようでした。どの程度効果があるのかは疑問ではありますが、気は心、無いよりはずっと精神的に良いってものです。

フォクトレンダー・ヴィテッサ2006/07/24 17:09

vitessa!
 またもや蛇腹カメラを求めてしまいました。今度はからくりの面白さで有名なヴィテッサです。
 ヴィテッサはなにか神経質そうですぐ壊れるのかと思い、なかなか手出しが出来なかったのですが、値段の手頃なものを見つけましたので、買ってしまいました。外付けのアクセサリー・シューが付いています。
 フード病とフィルター病ですが、ここにきて疾み疲れたというか、小康状態になったというか、症状が出ていません。やっとスプリングカメラにフードをいちいちくっつける馬鹿馬鹿しさに気付いたのでしょうか。ヴィテッサのフードもフィルターも積極的に探すと言うことは無さそうです。
 搭載されているウルトロン50mmF2ですが、いまのところはそこそこ実用になりそうという感じがしています。
 ファインダが見づらく、しかも汚れているので、とりあえず手元にあった和製フォクトレンダーのファインダーを載っけてみました。

オリンパス・ペンD32006/07/31 15:22

蘇ったペンD3
 友人からオリンパス・ペンD3が回ってきました。
 中学生の頃、ペンEE-2を愛用していました。その頃はカメラにさほど興味がなかったので、ペンが大きなファミリーを形成しているなんて事はつい最近まで知りませんでした。
 ペンに俄然興味が出たのは、だいぶん前にペンS2を買ってからの事です。マニュアルのペンも、中学生の頃に感じていたのと同じで、簡単に良く写るカメラだと思いました。
 このペンD3はシャッタが故障した状態でやってきました。最初は使えないから飾っておくか?とも思いましたが、やっぱり修理に出そうと思い、結局は「自分で修理しよう」と思って開けてみました。
 症状はシャッタ速度が変わらないというものでした。スローが出ないのでこれはスローガバナがイカれているのではないかと見当を付け、そのあたりを探ってみたらビンゴ!でした。ガバナのシャフトにほんの少しオイルをさし、ピンセットで揺さぶってみたら、見事に動き出しました。
 ペンD3はペンの中で最も明るい32mmF1.7のレンズを積んでいます。だから異様なくらいの大口径ですが、これはこれで良い感じです。加えてCdSの測光窓とファインダのかねあいあたりが、自分好みのごちゃつき加減になっています。結構このデザインを嫌い初代のDみたいなセレン光電池の窓が良いという人も居ますが、私はこちらの方が好きです。