ゾディアック-8・30mmF3.5 ― 2006/01/11 07:45

工業製品の性能には全く関係ないことですが、商品としてはネーミングは非常に大切です。もっとも「商品」という観念があまり無い旧ソ連で作られたこのレンズにゾディアック=十二宮なんてきれいな名前が付いているというのは奇跡に近いような気がします。
非常に情念的ではあるのですが、レンズの名前としては本当に素晴らしいもので、こんな名前のレンズを使っていると云うだけでもなんかクラクラ来てしまいます。写真には殆ど関係がないのかも知れませんが、作品を作るという行為は観念的・情念的なものですから、そんな感性を刺激していくれると云う事は大いに大切なことだと思うのです。
カメラの評価などに観念的なものを持ち込むなと云う意見も理解できますし、ある方が仰った「レンズ霊感商法」というのは言い得て妙どころか、真実を突いていると思います。
しかしそれを解った上で、私などはだまされていることを愉しんでいます。私は職業写真家ではありませんから、自分の行為が自分を満たすものであるかどうかが大切なのです。
十二宮という名のレンズは、その名前だけでも価値があるように思えます。
非常に情念的ではあるのですが、レンズの名前としては本当に素晴らしいもので、こんな名前のレンズを使っていると云うだけでもなんかクラクラ来てしまいます。写真には殆ど関係がないのかも知れませんが、作品を作るという行為は観念的・情念的なものですから、そんな感性を刺激していくれると云う事は大いに大切なことだと思うのです。
カメラの評価などに観念的なものを持ち込むなと云う意見も理解できますし、ある方が仰った「レンズ霊感商法」というのは言い得て妙どころか、真実を突いていると思います。
しかしそれを解った上で、私などはだまされていることを愉しんでいます。私は職業写真家ではありませんから、自分の行為が自分を満たすものであるかどうかが大切なのです。
十二宮という名のレンズは、その名前だけでも価値があるように思えます。
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