もし人生で10枚だけ残せと言われたら2007/12/11 09:44

「医者はどこだっ?!」

 ここからもリンクさせて頂いている「写真にまつわるモノコト」のphotobozeさんが、ぎくりとするような一言を書いておられました。それが表題です。原文は、

>まだこれで完成とは言えないな
>もし人生で10枚だけ残せと言われたら選べるものを

 残す値打ちがあるくらいの作品にして行きたいという気持ちを書かれたのですが、自分には残せる10枚はあるのかな?と少し考えてしまいます。
 無論「俺の作品は切れっ端ネガの一枚に至るまで値打ちがあるぜ」と思っていますが、同時に「そんな作品なんて無いんじゃないか?」とも思っています。
 つまり前者は「自分が選ぶとしたら」って事で後者は「他者が選ぶとしたら」って事です。他者に広く認めてもらいたいとは思いませんが、自分の作品が認められるものかどうかと言うある程度の見極めは出来ています。

 もし人生で10枚だけ残せと言われたら、きっと自分の好きな作品ばかりを残すでしょうね。誰のためでもない、自分のために作品を作っているのですから。