第2回☆6-MOTION展"R"2008/09/01 16:51

 第2回☆6-MOTION展"R"(だいにかいろくもーしょんてんりべんじ)の案内葉書の初稿が上がってきました。細かい修正を少しだけ加えてこのイメージで印刷に回す予定です。いよいよサスペンスが高まってきましたね。

 今回は関西のみならず、遠く富山・東京・埼玉・静岡からのご参加もいただきました。ありがとうございます。

会期・会場も正式に決定致しました。

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「第2回6-Motion展”R”」

会期 2008年10月12日(日)~18日(土)
会場 フォトピアギャラリーPIAZ(ピアズ)
〒530-0047
大阪市北区西天満4-8-3 千壽ビル3F
06-6360-1212
平日:12:00~20:00・土・日・祝日:13:00~19:00(最終日は17時まで)
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 グレイスでの開催予定から半年以上遅れてしまいましたが、ご参加の皆さんの情熱で開催にこぎ着けることが出来ました。

 どうか、お一人でも多くの皆さんのご高覧をたまわりますよう、お願い申し上げます。

プリミティブ・カメラの面白さ。2008/09/10 14:45

 勝手に「プリミティブ・カメラ」なんて名付けていますが、いわゆる「トイカメラ」「簡易カメラ」のことです。ちなみに「プリミティブカメラ」で検索をかけると1件だけヒットします。

 何時の間にかこの手のカメラが少し増えました。YUNON、HOLGA、ALTISSA、Diana、そしてPionyrII。これらのカメラはいずれも単速シャッタ(B付もあり)と晴天用・」曇天用の絞りが付いているという程度のものです。つまりは「日中の屋外しか写らないよ」てな塩梅です。

 そのアーティスティックな写りだのなんだのは、もう他で充分語り尽くされているので、今さら新参者の私が口を挟む隙間はありません。私が面白いと思うのは「あきらめる」ことを強いるカメラだという事です。そしてそのカメラが「あきらめろ」と云うのに抗って、どこまで写せるか試してみるという、そんなカメラとの掛け合いが面白いと思います。

 1/30・f8だと、夜や室内では、常用しているTMYでは露出不足になりますが、なに、増感現像してやればいいのです。3600だろうが、6400だろうか12800だろうが、無茶な増感上等、画面が荒れたら荒れるがままに作品にしちゃえばよいわけで、できあがりを想像して撮影するのではなくて、出来上った結果を素直に受け容れれば良いだけの話しなんですよね。

 プリミティブ・カメラに期待する事はハプニングなんでしょう。どうなるやらわからん、どう写るやらわからんけど、とにかく写してみよう、そうして、出た結果は結果として面白がってやろう…僕にとってはそんなカメラです。

 末期の銀塩カメラとフィルムは写って当然の高性能です。でも、初期の、ラチチュードの非常に狭い、「写らない」カラーフィルム時代をちょっとだけ知っている自分としては、プリミティブ・カメラのこういうのも結構面白いなぁと思えます。

コダック プロフェッショナル エクター100フィルム2008/09/11 07:15

ウェブサイトより拝借
 EKから新しいカラーネガフィルムが登場。

新しいコダック プロフェッショナル エクター100フィルムがプロの写真家に世界で最も微細な粒子のカラーネガフィルムを提供

 とのこと。

 能く読んでみると、なんだか映画用のフィルムを流用しているんじゃないか?そうやって製品の事実上の数を減らしてコストダウンしようと思っているんじゃないか?なんて疑惑ってしまいそうな感じですが、このご時世にとにもかくにもカラーフィルムの新製品を出すというのは歓迎すべき事でしょう。

 もう何年カラーフィルムを使っていないか。近くのラボが光学プリントを止めてから使っていませんね。きっとこれからも使わないと思います。フィルムで撮ってもプリンタでプリントするのではフィルムで撮る意味がありませんからね。
 プリンタで出すならデジタルカメラ。焼き付けるならフィルムで。まだまだこの原則は変えられそうにありません。