追記2009/11/16 09:40

 昨日のエントリで「意識してこだわりや偏りを無くして行こうと考えています。」と書きましたが、まだ詰めが甘かったですね。

 目ざすところは、「『意識してこだわりや偏りを無くして行』く事にさえこだわらない。」ということになります。拘りを無くす事にも拘らない。って訳です。

 ここ二日で読んだ島田荘司の「龍臥亭事件」の中に「この国の民は恐ろしい鬼しか尊敬しない」と言う台詞があります。

 まったくその通りだなと思います。

 老いも若きも鬼になりたがる。そして鬼しか尊敬しない。その通りでしょう。

 私はそういうところとは距離を置いてきましたし、これからはもっと距離を置く事になるでしょう。