カラーを撮らなくなったのは…2009/10/26 18:37

 "写真にまつわるモノコト"のpbさんが怒っています。詳しい事はかれのエントリー
http://photoboze.exblog.jp/12738897/
 を読んで頂くとして、私も似たような理由で…私の場合はフィルムのカットの仕方で…とうとうラボとの付き合いを止めました。カラーは撮らない、色素画像フィルムも使わない。
 決して、写真にあるような、イエローカードをいっぱい食らったからだと云うわけではありません(多少有るかも知れませんが)。

 ラボは会社です。そして働いているのは写真の事を理解している職人さんじゃない、自動現像機のパーツもしくは端末に過ぎないのです。
 云われた事しかできないしやらない、またやれない。客の味方をして会社に睨まれたり職を失ったりすよるよりは、客の事など考えないで会社の云う事を唯々諾々と受け入れて守っていればよいわけです。しかもその会社の考えというのが恐ろしくスカタンなので、どうしようもない訳です。

 ラボが常に安定して必ず同じ答えを出してくれば、こちらも撮影機器の一つとして利用の仕方を心得て使うでしょう、ところが、不安定さだけは人間並みなのです。
 今までやって来た事がいきなり方向転換され、過去の事は知らぬ存ぜぬなんて事は当たり前に起こる。現像の結果も安定しない。時にフィルムの扱いが悪く傷が入る、スライドのマウントは紙になったりプラになったりメーカーが変わったり…。無論、イエローカードの基準もめちゃめちゃです。そこを突いたところで、向こうはひたすら頭を下げながら、黙んまりを決め込むばかりです。

 ほとほと嫌になり、ラボの世話にならざるを得ない(自家処理をする気はありません)カラー写真は止め、色素画像フィルムも使うのを止めました。カラーは自分で自分所有の機械を使ってやれるデジタルだけにしようと考えた訳です。

 もっとも、まだデジタルカラー写真をやってはいませんけれどね。

 それにしてもラボはどちらの方向を向いて仕事をしているのでしょうかね。こんなにフィルムの仕事が減りっても、まだこんなことをしている。これでは早晩、滅亡してしまうでしょう。もしかしたら、それをラボは望んでいるのかも知れません。嘆かわしい事です。